お盆の意味と時期、全国的な風習について。

夏(06月~08月)

hap060701
お盆って何?

と聞かれたら答えられますか?

私は、
「先祖を供養する儀式」くらいしか答えられませんでした。

この機会に調べたことをまとめてみたいと思います。

スポンサードリンク

お盆の意味と時期について

お盆とは、ご先祖様や亡くなった人たちが苦しむことなく成仏するように、子孫が供養をすること期間のことです。

ご先祖の霊が死後の世から現世に戻ってきて、再び死後の世に帰るという日本古来の信仰と仏教が結びついてできた行事です。

「お盆」は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」を略した言葉です。

「盂蘭盆会(うらぼんえ)」とはサンスクリット語のウラバンナ(逆さ吊り)を

ウ→
ラ→
バン→
ナ→
と、漢字にあてたものです。

何故、(逆さ吊り)からの当て字かと言いますと、仏教辞典には、「死者が死後に逆さまに釣り下げられる様な苦しみを受けている人を救う法要」からとのことです。

 

お盆の時期はいつ?

一般的に旧盆と新盆(“にいぼん”と読むのが一般的です)に分かれますが、地域によって異なります。

旧盆:8月13日~16日
新盆:7月13日~16日

本来、「新盆」とは、前年のお盆以降に亡くなった方を初めて迎える「初盆」のことでした。

 

1873年(明治6年)に新暦(太陽暦)が採用されてからは、それまでの旧暦(新暦の8月)と新暦の7月に分かれました。

それから、旧暦での盆を旧盆、新暦での盆を新盆との呼称が広まったようです。

 

厳密には、旧盆には二通りがあり、8月15日前後に行う盆は「月遅れ」の盆と呼ばれます。旧暦での盆は新暦とは対応していないために新暦での8月上旬より9月上旬の間で毎年変動します。

旧暦と新暦に分かれた理由としましては、旧暦での7月は初秋でしたが、新暦での7月中旬は農作業の忙しい時期となるので8月に行うところが多くなったようです。

 

また、東京では新盆時期を東京盆と言われます。地方出身者が住まいの東京と出身地での盆の行事が重ならないように、お盆休みを利用して家族で田舎へ帰るということからも定着していったようです。

スポンサードリンク

お盆での全国的な風習

釜蓋朔日(かまぶたついたち)

hap060702

「七月朔日には、地獄の釜の蓋が開く」ということで、1日を釜蓋朔日といいお盆の月の始まりです。

 

旧暦での「釜蓋朔日」ですので東京盆などの一部地域で新暦で行われることはありますが、多くの地域では旧暦近い時期に行われています。
そして、多くの場合は旧暦月にあたる新暦の月の1日、つまり、8月1日の「月遅れ」を釜蓋朔日(かまぶたついたち)とすることが多いようです。

 

七夕、棚幡

hap060703

故人をお迎えするための精霊棚とその棚に安置する幡(ばん)を拵える日とのことです。
7日の夕方より開始していたので7日の夕、7夕、七夕をタナバタと呼称されたとも言われています。

タナバタの日にちも
・新暦での7月7日
・新暦での8月7日(月遅れ)
・旧暦での7月7日(毎年変わる)
があります。

このように、新暦と旧暦でバラバラになった理由の1つには旧暦(太陰太陽暦-月の運行が基の暦)から新暦(太陽暦-太陽の運行が基の暦)への改暦がかなり強引だったために、権力に近い都会では新暦での行事が浸透して、地方はこれまでの旧暦で行事を行ったことが根付いているとも言われてます。

 

スポンサードリンク

迎え火・送り火

hap060704

迎え火は、13日に家の門口や玄関や地域によってはお墓の場合もあります。1年振りに帰ってくる仏様を家族そろってお迎えするわために暗くならない夕方となってます。

送り火は、16日には仏様に無事にお帰りいただける様にするための儀式です。

 

hap060705

京都の大文字焼きも送り火のひとつです。

hap060706

灯籠流しは川へ送る風習です。

盆踊り

hap060707

16日の晩に寺社の境内で、「地獄での受苦を免れた亡者たちが喜んで踊る状態」を模して踊ったと言われてます。
旧暦7月15日は十五夜、翌16日は十六夜(いざよい)でどちらか満月になります。晴れれば16日の晩は月明かり夜どおし踊ることができたと言われてます。

近年は宗教色はなくなり夏祭りのイベントとして浸透してます。

スポンサードリンク

スポンサードリンク

 

コメント